『家でコーヒーをドリップ？なに買ったら良いの？』
友人からこんな話をされたことがあります。
コーヒーミル、ドリッパーセットは優先順位が高いので買い忘れがないものですが、忘れがちなのがドリップケトル（ドリップポット）。
『ドリップケトルって必要なん？普通のやかんじゃダメなの？』
と聞かれたこともあります。ダメっていうとコーヒーを趣味にしたいと思っている方の入り口が狭くなるのであんまり言いたくないんですが、ドリップケトルがないとおいしいコーヒーは淹れられません。
ドバーッとお湯を注ぐと薄くなったり、適正な抽出が難しくなります。
だからといって、最初からたくさん器具を揃えるのも大変です。
なので、少しでも金銭的な負担を減らすために、安くてとても使いやすいのに機能は十分なHARIO（ハリオ）のヴォーノというケトルをご紹介します。
目次
コーヒーを淹れるときにドリップケトル（ポット）は細口がマスト
コーヒーをドリップするときには専用のドリップケトルは必要です。これは間違いありません。
それはなぜでしょう。
ドリップケトルが必要な理由
- 細いお湯をゆっくりと注ぐため。
- 注ぎ口が長く、カーブもしているのでコントロールがしやすい
普通のやかんは注ぎ口が切りっぱなしで、ズドンっと太いパイプがやかん本体についているだけのような形ですよね。
お普通のやかんで注ぐとお湯がドバドバーっと出てしまいます。抽出時に湯量が多く勢いがありすぎると、コーヒーの粉をお湯が押し退けながら流れていくような感じになります。
これではマイルドなコーヒーを抽出することはできません。
あと…コントロールですね。
ドリップは真ん中から小さな円を描くように徐々に外側に広げていきます。これをしっかりとコントロールするために注ぎ口が細いケトルが必要です。
勢いが強すぎるとペーパーに当たってしまい豆を通らずにお湯が下に落ちてしまいます。豆を通らなければドリップの意味がありません。
しっかりと抽出するためにはドリップケトルは必要なんです。
でもやっぱりほかの器具でもお金がかかっているからあんまり高いのは…ってなるのは当然のことです。
というわけでコレ。
初めてのドリップケトルはHARIO（ハリオ）のヴォーノがおすすめ
このドリップケトルを買っておけば完全に間違いないです。
めちゃめちゃ器具をたくさん持っている人でも、これだけはみんな持っている有名なドリップケトルです。
おすすめの理由
- HARIO（ハリオ）だから
- 安い
- しっかりとドリップ用の形になっている
- 取っ手が熱くならない
- そこそこオシャレ
- IH対応
- 熱伝導率も高い
これだけ機能があれば間違いありません。ハリオだからってのも重要です。ハリオなら間違いない。
価格も2,000円台なので初心者にちょうど良いし、仕方ないなあと思いながらも揃えれるお値段です。ユニクロでTシャツ1枚追加するレベル！
熱伝導率も結構良くてIHで200度の火にかけると2人分くらいなら1,2分の間に沸騰します。
これはでかいんですが、僕は湯沸かしケトルとドリップケトルは別なのであんまり関係ないんですよね。
電気ケトルからドリップケトルに移して使う理由は？（話それてすみません）
- お湯を移す間にお湯の温度がちょうど良くなること（移して数秒待てば程よい温度になる）
- 高いところからドリップケトルに湯を移すと、湯の中に空気が酸素が入って良いお湯になる（ジャンピング）
こんな理由があります。
なので、熱伝導率に関してはそれほど気にしていないのですが、お湯の温度は保ちやすいと思っています。
より一定の温度で淹れたければヴォーノとほとんど同じ型のハリオの真鍮や銅のドリップケトルがおすすめです。
いろいろと話しがそれましたがまとめます。
HARIOドリップケトル『ヴォーノ』まとめ
ハリオはコーヒー器具をたくさん扱っているメーカーなので、このドリップケトルは安くても間違いない製品です。
最初は買うものが多くて大変ですが、ハマるとポットも違うモノが欲しくなります。
コーヒー器具はオシャレなものが多いのでインテリアにもなるんですよね。だから必要な器具は買っても絶対後悔しません。
もし注ぎ口が太いケトルでコーヒーを淹れているのなら、一度試しにハリオのヴォーノを使ってみてください。
コーヒーの味が変わります。
▼新しく買ったドリップポットもぜひ