『HARIO V60 ドリップスケール』レビュー

『HARIO V60 ドリップスケール』レビュー

2019年9月1日

コーヒードリップをするときに欠かせないドリップスケール。いわゆる”はかり”をご紹介します。

お値段は4,000円弱で、タニタの0.1g計量できるスケールに比べると1,000円ほど高いお値段です。タニタでももちろんコーヒーのドリップはできます。

でもHARIO(ハリオ)のスケールにもお値段なりの良いところはありました。

  1. 0.1g単位で計量できる
  2. タイマー付き
  3. シックなデザインでオシャレ

僕は5、6年ほどコーヒーのドリップをしていますが、今までスケールは1,500円ほどのタニタ、次はよくわからないオシャレなスケールを使ってきました。ハリオのドリップスケールを使ってこなかった理由は「高いと感じていたから」

お値段だけだったんです。

でも実際に買って使ってみると価値ある商品でした。間違いなくおすすめです!

ここまででも語り尽くした感はありますが、簡単に写真付で詳細をご紹介します。

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ドリップスケールの機能紹介とレビュー

  • サイズ:幅140×奥行190×高29mm
  • 本体重量:265g
  • 計測範囲:2〜2000g
  • 計測時間:99分59秒(タイマー音はなし)
  • オートパワーオフ機能(5分 ※タイマー使用時は同機能のみ99分59秒)
  • 単4形電池×2が必要(動作確認用の電池付属)

HARIO(ハリオ) V60ドリップスケールのデザイン

ハリオのドリップスケールはシックなデザインがとてもオシャレ。

箱はあまりかっこよくありませんでしたが、中身は完璧です。必要な機能だけが入っていてとても使いやすいです。

ボタンはフラット(押し込まないタッチタイプ)

ON OFF、START STOPは浮き上がっているタイプのボタンではなくタッチタイプです。これにより全体がフラットになっていて収まりのいいデザインに見えます。

Amazonのレビューでは「少しだけタッチの感度が悪い」という意見もありました。たしかに反応が悪いときもありますが、自分の場合はボタン側の反応が悪いわけではなくボタンを押したつもりになっているという印象です。

物理ボタンではないので押し込めてないだけかもしれません。

ちなみにボタン関連でついでに書くと、消し忘れはたまにあります。タイマーを使っていなければ5分で消えるのですが、タイマーは99分59秒までいってしまうので、たまにすごい時間がたっているときがあります。

本体の重さやサイズ感

重さは269g。あとでAmazonで見たら265gでしたが誤差ですね。

サイズは【幅120×奥行190×高29mm】

とかなりコンパクトです。しかも裏側に掛け時計のような穴があって壁にかけることができます。

スケールって意外と置き場がないので、まだ欠けてないですが今後使うかもしれません。

▼下の写真の右上にある穴に引っ掛けられます。

ちなみに電池は単4が2本です。

最初の2本は動作確認用らしいので、すぐになくなるかもしれません。

▼充電できる上位モデルもある

0.1g単位の計量が可能

9.6g

ハリオドリップスケールは0.1g単位で計量できるので、味が安定します。

豆の量は1g違うと結構味が変化してしまいますので、小数点以下がどれくらいで計量できるかは意外と大切。

0.5g単位くらいなら誤差は少ないですが、1g単位でしか量れない場合は味にも結構違いが出てきます。

コーヒーツールをたくさん作っているハリオが0.1g単位で計量できるようにしているということは、それがスタンダードなんでしょうね。

ちなみに、コーヒー専用スケールなので2gからしか量れません。お茶っ葉を量れないというレビューもありましたが、多用途を考えるならタニタがおすすめです。

▼時間ははかれません

計量の精度

重さ測れる範囲計量精度
~200gまで0.1g単位±0.2g
200g~500g0.5g単位±1g
500g~1,000g1g単位±3g

僕は500g以上はまず使わないので、最大での誤差は1g単位ですね。

豆の計量時点で±0.2gで計量できるので十分な精度かなと思います。

タイマー機能が便利

左側がタイマー

ハリオのドリップスケールはタイマー付。

ドリップは豆やお湯の分量、お湯の温度も大切ですが、抽出時間も味に影響を与えます。

長時間ゆっくりゆっくりとドリップすればおいしくなるわけではないので、毎回同じ時間でドリップできるようになれば味も安定します。
今まではiPhoneでやっていましたが、結構面倒なんですよね。iPhoneを横に置くとそれだけ作業が増えますし、視線の移動も多くなります。

ドリップは豆の収縮(呼吸)をしっかり見ながら、抽出にしっかりと集中したいんで視線がいろんなところに散らばるのを避けることができます。

ドリップしながら時間も視線に入ってくるのでめちゃくちゃ便利。タニタでも0.1gを測れるスケールはもちろんあるので、違いは正直タイマーくらいです。さすがにタイマーだけで倍の金額になるとは思えませんが、それでも僕はこの機能にすごく価値を感じます。

(ハリオがいうにはタイマーですが、時間が進むタイプなのでストップウォッチのような気もします)

HARIO(ハリオ)ドリップスケールまとめ

ハリオドリップスケールは買ってよかったといえるグッズです。特に時間計測がありがたいので、かなり重宝しています。
しかし、スケールで4,000円弱?って思いもあるとは思うんですよね。実際僕もそれで何年もタニタを使ってきましたし。
でもコーヒーツール自体どれもかっこいいので、ハリオのドリップスケールに乗せるとやっぱり見た目がかなりいいです。

「自分で淹れて自分で飲むだけだからデザインなんてどうでもいい」と思うかもしれませんが、多少なりとも面倒なコーヒードリップをより楽しく、テンションを上げてやるためにも、統一感を出せるグッズは必要だなあと改めて実感しました。

絶対に必要ではないですが、買ってよかったコーヒーグッズです。

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