ネルドリッパーもよりオシャレに。
北海道にある森彦珈琲(MORIHICO)のネルドリップ用のコーヒー器具を購入しました。
ネルドリップ用の器具は以前からハリオのネルを持っていました。
ですが、どうしても森彦のネルフィルターで淹れるコーヒーを体験したい。この気持ちからふたつ目を購入。
結論は最高。
ネルで淹れるコーヒーはマイルドでとてもおいしいのですが、森彦のネルで淹れればさらにおいしくなります。
少し難易度も高く、保存や洗浄方法も多少の知識が必要です。でもしっかり抽出できたときの味は、ペーパーでは出せない濃密なコーヒーになります。
自分で淹れておいてアレですが、相当おいしい。
良い器具、良い豆があれば、日々のコーヒーライフはより最高なものに近づきます。
▼淹れ方は下記の記事
目次
森彦(MORIHICO) ネルドリップ器具
森彦のネルドリップ器具はこのようにフレームとネルは別々の状態で届きます。
購入前に気に入っていたポイントはデザインです。フレームもオシャレですし、フレームにネルを付けたときの見た目もすごく素敵。
届いたものを確認してみると、少し驚きもありました。
フレームにネルを通して使うのだと思っていたのですが、その通し穴がないんですよね。
というわけで自分で器具を作ります。笑
ネルをフレームに縫い付ける
この器具はネル(布)をフレームに縫い付けて使います。
森彦のオンラインショップに、「縫い代3cm」と記載されているのですが、これはやっぱり縫い付けて使うということでしょう。
「うわーまじかー」と思ったんですが、実際やってみると、とても楽しい作業でした。
これから使うコーヒー器具の仕上げ作業を自分でやると考えるとなかなか楽しめます。好きだからできることですけどね。
ネルを縫ってみた
不器用な僕はまち針をつけるのが苦手で、なかなかうまくいきませんでしたが、奥さんが助けてくれました。
久々に裁縫をしてみるとやっぱり難しく少しだけ大変でした。でも意外とおもしろいんです。
ポイントはネルフィルターを内側から外側に出し、縫い代が内側にこないようにすること。
縫い付けた後のウネウネした感じのフォルムがお気に入りです。こんなの自分で縫ったら気に入ってしまいますよ。
森彦のネルフィルターの特徴
森彦のネルフィルターの特徴は4枚の布を繋ぎ合わせた形状になっていることです。
お店を立ち上げるときに、抽出の研究をしてたどり着いた形だそうです。
今まで使っていたハリオのネルフィルタ-は布を2枚を繋ぎ合わせています。
ハリオは円錐型になり、森彦はネルフィルターの底が若干平らになります。
初めて抽出したときは、蒸らしの段階で全体にお湯が行き渡らずになかなか手こずりました。
というか初めてのときは、久々においしくないと思ってしまうくらい、微妙なコーヒーを淹れてしまいました。笑
いつもより少し丁寧に
最初は微妙なコーヒーを淹れてしまいましたが、お湯を細くゆっくりと全体に行き渡らせて蒸らすとおいしく淹れれるようになりました。
端のほうまでお湯を注ぐとフィルターの側面にお湯が当たり、コーヒー豆を通らずにそのままお湯が落ちるので注意しなければなりません。
ハリオのほうが淹れやすさはありますが、味は森彦の方が断然おいしいと感じます。
フィルターの質も違うのでこだわりがあるんでしょうね。
丁寧にゆっくり注ぐためには、ドリップ用ポットも必要ですが、コーヒーを淹れる時間がより楽しくなるので、ぜひドリップポットを使ってみてください。
よりおいしく飲むための一点
かっこよさ、オシャレさ。そして、雑味がなくマイルドで最高なコーヒーが飲める森彦のネルドリップ器具。
お値段はそこそこしますが、本当におすすめです。
最初にハリオのネルを買ったことがある方は、値段の違いに少し驚くかもしれません。ですが、違いは間違いなくあります。
フレームは4,000円ほどと少し高いですがずっと使えますし、フィルターは400円ほどで交換できます。ぜひ一度ご検討ください。