『家庭用で最強の電動ミル ナイスカットミル』
- 「コーヒーミルってどんなモノを買えばいいのだろう。」
- 「そういえばコーヒーショップでもよく見かけるあのミルはなんて名前なんだ?」
購入するきっかけはすごくささいなことでした。
コーヒーミルにちょっとこだわってみたい方は、迷わず『カリタ ナイスカットミル (シルバー)』を選ぶことをおすすめします。僕もこの電動コーヒーミルを使うようになって、コーヒーの味に安定感が出てきたと感じています。
豆も抽出方法も重要ですが“豆の挽き具合が均一”であることもかなり重要です。
家庭用の電動コーヒーミルとしては、
- 価格
- コンパクトさ
- デザインも良い
- 電動(全自動)という便利さ
- 挽き具合の安定感
- 静電気対策
どれをとっても最高におすすめできる一点です。
重要な追記
- 値上げについて
- 後継機も発売されました
目次
【レビュー!】超おすすめの電動コーヒーミル!
『カリタナイスカットミル シルバー』
▼現行モデル
『カリタのナイスカットミルシルバー』を使用し始めて2週間ほどが経過(2020年現在、5年ほど使っています)。とても使い勝手がよく大満足していて、おすすめしたいコーヒーミルです。
(2017年4月:約2年が経過しましたが、今でもとても満足しています。)
家庭用電動コーヒーミルの中では、多くの方がおすすめしており非常に人気があります。買いやすい価格帯では最高のアイテムです。
僕はコーヒーを豆から購入し始めたころは、「ハミルトンビーチ」のグラインダーを使用していましたが、ナイスカットミルに変えてみて本当に良かったです。
手挽きのコーヒーミルや電動の格安ミルなどから少しグレードアップするにはちょうど良いグレードのコーヒー器具ですね。
ナイスカットミルのスペック
名称 | ナイスカットミル シルバー |
電源 | 100V |
サイズ | 幅120×奥行き218×高さ343 |
重量(重さ) | 2.3kg |
ホッパー容量 | 200g |
粉受け容量 | 70g |
カッター(刃) | カッティングタイプ |
豆を挽く速度 | 130g/分 |
ここでのポイントは重量と豆を挽く速度です。
家庭に置くモノにしてはかなりの存在感で見た目もゴツいナイスカットミル。その割に重さは2,3kgしかありませんので片手でもらくらく持てます。
豆を挽く速さですが、1分間に130gとそれなりのスピードです。20~40g程度なら全くストレスなく挽けますね。ご自宅で100gの豆を一気に挽くことってありますか?
来客があったとしてもそこまでたくさん挽くことはないと思うので(抽出器具も大きくないといけない)、ナイスカットミルの豆粉砕能力は家庭用としては全く問題ないレベルに達しています。
ナイスカットミルの使い方
- ダイヤルを回して挽き目を調整
- 豆を入れる
- 本体背面にあるスイッチをON
ナイスカットミルはスイッチをONにすればすぐに豆を挽くことができます。
ライバルのみるっこはモーターの回転が安定してから豆を投入するようです。
家庭用で挽く豆の量(10~40gくらい)だとナイスカットミルの豆を挽く速度がみるっこの2分の1だとしても、最終的に挽き終わるまでの時間は同じくらいだと思います。
コーヒー豆の挽き目(精度)
コーヒーミルは「豆を均一に挽くことができるかどうか」という点がすごく気になっていました。
以前使用していたハミルトンビーチは最初は大満足でしたが、コーヒーにハマればハマるほどこだわりが出てきてしまい、より均一な豆でコーヒーを淹れたくなってしまったのです。
もちろん初心者にはかなりちょうど良く、「ハミルトンビーチがなければコーヒーにはまることはなかったな」というくらいお世話になったミルですけどね。
豆の挽き具合は家庭用として最高の満足度
ナイスカットミルの挽き目は粗挽きから細挽きまで全8段階。エスプレッソ用の極細挽きはありません。
細挽きまでしか挽けなくても、僕が持っているマキネッタなら細挽きで十分です。家庭ではエスプレッソマシンはハードルが高いですからね…。
肝心の挽き具合ですが、Amazonや楽天のレビュー通りかなり均等に挽けますので大満足です。豆が均等になり、以前より抽出が安定してきたように感じています。
一番気になる静電気の問題はステンレスの粉受けで改善
電動コーヒーミルのレビューなどでよく目にする問題点は、「静電気がひどい」ということです。
熱を帯びるので、静電気を完全に発生しなくさせるということは不可能なことだとは思います。しかし、ナイスカットミルはシルバーになりその問題が大幅に改善されました。
シルバーの前のタイプで起こっていた粉受けの静電気問題
静電気が起きる原因は、「豆を砕く・切る」時に発生する熱が原因とされています。カリタは豆への加熱を抑えれるように、切れ味が鋭く・耐久性のある刃を使用しています。
この改善で静電気が発生しにくくなったかと思いきや、シルバーの前のタイプ(ブラック・ワインレッド)のナイスカットミルの時は「粉受けにつく粉が気になる」という意見が多く見られました。
でもそれもしっかりと改善しています。
粉受けがステンレスになりさらに快適に
静電気の問題点を解決したのが、今回のステンレスタイプの粉受け。シルバータイプは粉受けが変わったことにより、静電気問題が激減しました。
前回のタイプを使用していませんので違いを検証していませんが、今のところ全く気になりません。
前のワインレッドやブラックでも、粉受けをステンレス製のカップやホーローのカップなどで代用することにより、ストレスなく使用できているというレビューもありました。
粉排出口の静電気問題は静電防止テープで解決
現在でも粉排出口への付着が気になるという方もいました。僕はこれについては仕方ないのかなと思っています。許容範囲内です。
性格の問題もあるかもしれませんがそこまで気になりません。
熱を発生させずにゆっくりとグラインドするのであれば、静電気は抑えれるかもしれませんが、その場合は時間がかかってしまうはずです。
なので、ナイスカットミルは良いところを、バランスの良く追求されているコーヒーミルなのではないかなと思っています。
簡単にできる3つの対応策
- 静電気防止テープ
- 部屋を加湿しておく
- 排出口を少し湿らせてから起動
気になって仕方がない方は、静電気防止テープを試してみるのが良いかもしれません。
静電気問題は賛否両論ある
- 微粉や豆のカス(ふわふわした皮のようなもの)などいらないものを本体に付着させてくれる
- 静電気がなくなると不要な粉まで粉受けに入るので、ある程度静電気は発生しても大丈夫
このような意見もあります。
みるっこは静電気問題は改善できていないようなのですが、「あえてそのままなんじゃないか?」という話も聞きました。これはどうなんでしょうね。個人的には「まあわからなくもないな~」とは思っています。
静電気が発生しすぎるのはもちろんイヤですけどね!笑
ナイスカットミルを使用する際の注意点を2つ
ものすごく注意しなければいけないわけではありませんが、少し気にしておいたほうが良い点をふたつお伝えしておきます。
一度に挽ける豆の量について
豆を入れるホッパー(カップ)には目一杯入れて200gの豆が入ります。しかし、このままスイッチを入れて放置してしまいますと、挽いた豆は粉受けから溢れてしまいます。
ステンレスの粉受けは70gまでしか入りませんので注意が必要なんですよね。仕様上は使えますが、微妙っちゃ微妙。
電源スイッチのオンオフ切り替え
電化製品において、スイッチがあることは当然ですが、スイッチがボタン式ではなく、上下の切り替えですので、掃除中に当たってしまってそのままコンセントを挿すと起動してしまいます。
若干粉は残っているはずですので、粉が飛び散るのでご注意ください
- 粉があふれないように豆は入れすぎない
- 電源スイッチがオフであることを確認してからコンセントを指す
この2点を頭の片隅に覚えておけば、驚くようなトラブルはないと思います。
最後にナイスカットミルについての感想
個人の感想ですが、毎日コーヒーを淹れる方には最高なコーヒーミルだと思います。
豆を挽くときにほとんど手がかかりませんし、静電気の問題はそれほど気になりません。安定した豆の挽き具合なので、いつでもおいしいコーヒーを飲むことができます。
価格は通販サイトで値下げしているときでも19,000円前後と少しお高い商品です(値上げしています)ので、毎日コーヒーを飲んでいて、手間をかけてコーヒーを飲むことが好きな方にはすごくおすすめです。
評判通りの電動コーヒーミル、ナイスカットミルシルバー!コーヒー好きは持っておいて損なしです!
- 重量は重くないのでちょうどよい
- 見た目が良い
- 挽き目は安定している
- 本格的な割に価格が安い
- 静電気の発生を防止する対策がされている
▼現行モデル
2 件のコメント