淹れ方によっては、アイスコーヒーは思った以上に淹れるのが難しく感じるかもしれません。
- 簡単にアイスコーヒーを作る方法はないかな?
- ドリップからだと時間がかかって面倒くさいよね。
こんな意見もたくさんあると思います。
そこで今回はアイスコーヒーを簡単においしく淹れる方法を紹介します。それが、フレンチプレスで淹れる水出しアイスコーヒー(コールドブリュー)です。
目次
水出しアイスコーヒー(コールドブリュー)を家にある普通のフレンチプレスで淹れる
フレンチプレスがあれば、水出し器具がなくても水出しアイスコーヒーを作れます。
水出しは専用器具がなければダメと思っていたのですが、やってみると意外とおいしくて驚きました。
フレンチプレスのサイズは350mlです。
本来は大きいサイズで大量に水出しを作っておくと良いのですが、今回は家にある器具で試しました。
フレンチプレス:水出しアイスコーヒーのレシピ
珈琲器具 | フレンチプレス 350ml |
コーヒー豆 | レゴリスコーヒ-(お好みで大丈夫です) |
焙煎度合い | 深煎りor中煎り |
挽き方 | 粗挽き(ナイスカットミル6番) 中挽きでも可 |
豆の分量 | 20g |
水の量 | 200cc |
抽出時間 | 8時間放置 |
フレンチプレスの水出しコーヒーはとても簡単
豆をセットして水を淹れるだけ
- いつも使っている豆を20g粗挽きで挽く(ナイスカットミルなら6番)
- フレンチプレスに挽いた豆を投入
- 水を200cc投入
- 8時間放置(冷蔵庫が良い)
- フィルターでろ過する(よりクリアな舌触りになる)
浄水ポットの水を使うと味も気分も違います。コーヒーを淹れるときは硬水よりも軟水が適していますので、一度お試しください。
▼今はこちらに変えましたがめっちゃ便利です。
コーヒー豆と水の分量
分量は今回は豆20g、水200ccですが変えても大丈夫です。
水出しアイスコーヒーはサイズの大きいフレンチプレスで豆100g、水1000ccで作られるのが一般的なようです。が、僕は少量を作りたかったので、20:200で試したらおいしかったので家庭用ではこのサイズでもオッケーとしています。(ボダムの専用器具も1.5L作れる)
セットした時の注意点ですが、『プランジャーは押し下げないこと。』8時間後に下げます。
焙煎度合いと挽き方
豆の焙煎度合いは中煎り、深煎りを試しましたが、深煎りでも濃くなりすぎることなく、さっぱりとした味わいです。浅煎りは薄すぎてダメでした。
中煎りでも薄いと感じる方もいらっしゃると思いますので、まず深煎りを試してみてください。
基本的にはいつもの豆で大丈夫なので、アイスコーヒー用の豆を買う必要はありません。
豆の挽き方は粗挽きです。いつものフレンチプレスの淹れ方と同じですね。
水を投入(ろ過はお好みです)
水を投入したら8時間以上放置して最後はペーパーフィルターでろ過して完成です。
ろ過をしないで作ってみたこともありますが全然飲めます。
「微粉が気にならない・フレンチプレス独特の感じが残ったほうが良い」
このような方はろ過しなくても良いと思います。
冷蔵庫で冷やしておくと、スッキリとした味わいにもなり、氷を入れたときに薄くならないのでおすすめです。
工程
完成!
粉が水分を吸っているので抽出量は160ccほどでした。味はスッキリとしていてとてもおいしいです。
普段作っているフレンチプレスのアイスコーヒーよりも飲みやすく感じました。僕は微粉が気にならないので基本的にろ過はしていませんが、微粉を取り除いた方がよりクリアなアイスコーヒーになります。
水出しコーヒーはフレンチプレスでもOK
- 朝バタバタと忙しいけどできればコーヒーを飲みたい
- 自分で淹れたコーヒーを会社に持っていきたい
こんな方はぜひ簡単な水出しアイスコーヒーをお試しください。
コールドブリューの器具は水出しコーヒーしか作れませんが、フレンチプレスならアイスコーヒー以外も作れますのでおすすめです。
▼水出し専用フレンチプレス
ボダムからアイスコーヒー専用のフレンチプレスも出ています。
基本的な構造も淹れ方も同じですが、プランジャーなしのフタが付いているので、冷蔵庫で保冷する時に邪魔になりません。
コーヒー器具は大は小を兼ねないので、上のアイスコーヒーメーカーを買っても水出しコーヒー以外は作れません。
自宅用ならば、ホットコーヒーを作るには1.5lは大きすぎますのでご注意ください。
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