ネルドリップを始める条件として、この記事では粉20g・出来上がり240mlの2杯分を紹介します。キーコーヒー公式のネルドリップ解説を参考にした基本の条件です。森彦が指定する商品専用レシピではありません。
僕が以前、森彦のネルで淹れたときは粉40gを使い、丁寧に注いで仕上げたマイルドな味わいを気に入っていました。その体験と写真は後半に残し、初めて試す条件と分けて紹介します。
目次
基本の条件:粉20g・出来上がり240ml
| 項目 | キーコーヒー公式の案内を参考にする条件 |
|---|---|
| 杯数 | 2杯分 |
| 粉量 | 20g |
| 挽き方 | 中挽き |
| 出来上がり | 240ml(1杯120ml×2) |
| 注湯 | 蒸らしの後、中心から粉の範囲へ分けて注ぐ |
| 抽出時間 | 蒸らし開始からネルを外すまで約3分を目安 |
公式の1杯分は粉10g・出来上がり120cc。ここでは2杯分として240mlにしています。
240mlはサーバーへ落ちたコーヒーの量で、総注湯量ではありません。蒸らし用のお湯を含む総注湯量や湯温は固定していません。
1.ネルの準備をして、サーバーを温める
初めて使う布の処理と取り付けは、手元の製品の案内を確認してください。森彦の僕の器具は、布をフレームへ縫い付ける構成でした。森彦のネル器具レビューで紹介しています。
- 準備した布を正しく取り付け、水分をしっかり取る。
- サーバーとカップを温め、予熱用のお湯を抽出前に捨てる。
- ネルが安定して載せられる器具やスタンドを使う。
2.中挽きの粉20gを入れ、平らにならす
粉20gを量り入れ、表面をならします。注ぐときは布そのものではなく、粉のある範囲を狙います。
森彦の布は底がやや平らです。当時は粉全体を湿らせるため、点滴から細い流れへ切り替えていました。後半で紹介する過去の使い方です。
3.粉全体を湿らせて蒸らす
中心からゆっくり注いで、粉全体へお湯を行き渡らせます。コーヒー液が落ちはじめ、粉の表面の細かな泡が落ち着いて穴が見えてくる様子を見て、次の注湯へ進みます。
キーコーヒーの案内は粉の状態を切り替えの目安にしています。昔の僕の手順にあった「30秒」を、この基本の条件の必須時間にはしていません。
4.粉の範囲へ分けて注ぎ、240mlで終える
蒸らした後は、次のように注ぎます。
- 中心から粉の範囲へ、円を描くように注ぐ。
- 布の縁へ直接お湯をかけない。
- 粉の表面が落ち着く様子を見ながら、数回に分けて注ぐ。
公式の案内では、全体を5〜6回ほどに分ける例を紹介しています。
出来上がり240mlを目安にネルを外し、滴を受ける容器へ置きます。最後にコーヒーを軽く混ぜ、カップへ注ぎます。
蒸らし開始から外すまで約3分は、公式が示す目安です。出来上がり量と粉の状態を見ながら淹れます。
以前の森彦での体験:粉40gで淹れていました

以前の僕の記録は、レゴリスコーヒーのエチオピア・ナチュラル、中煎りの豆40g、出来上がり240ml、90℃前後のお湯という条件でした。点滴から細い流れへ切り替え、30秒ほどの蒸らし、全体2分ほどの目安で紹介していました。
当時の挽き方は未確定
- 当時の表は「粗挽き」、手順は「中挽き」で記録が食い違っている。
- 表のナイスカットミル5〜6番は、別のミルに共通する尺度ではない。
当時の粒度は未確定です。再現用の基本条件は、前半の公式案内を参照してください。
僕は、丁寧に淹れた森彦のコーヒーをとてもおいしく感じました。これは当時の味の感想です。今回紹介した20gの条件で同じ味になると保証するものではありません。
飲み終えたら、布と器具を手入れする
使い終わった布は、購入した製品の案内に沿って洗い、保管します。ネルのお手入れの記事では、HARIOの水洗いと冷蔵保管の案内を中心に整理しています。森彦の布を使う場合も、手元の製品の指定を優先してください。
形や取り付け方は森彦のレビューへ。紙と布の選び分けはドリッパーの比較記事で見比べられます。
公式条件の確認日:2026年10月4日。出典:キーコーヒー「ネルドリップ式コーヒーのおいしいいれ方とお手入れ方法」。森彦のメーカー指定手順としてではなく、ネルの基本的な淹れ方の参考として使用しています。
