ネルドリップを始める前に知っておきたいのが、使った布の洗い方と保管です。ペーパーフィルターのように、そのまま捨てて片付ける方式ではありません。
この記事では、HARIOのウッドネックの公式案内を起点に、水洗いから冷蔵保管までの流れを整理します。別メーカーのネルは、手元の製品の説明を優先してください。
目次
新品の処理は、製品の案内に合わせる
新品を使い始める前は、購入した製品の案内に沿って処理します。以前の記事で紹介した15〜20分の煮沸は、すべての布に共通する決まりではありません。
- 布だけを扱うか、フレームから外すかは、製品ごとに確認する。
- ハンドルや枠まで、布と同じ方法で煮沸できるとは限らない。
HARIOの器具の形と、対応する交換布についてはハリオのネルドリップ器具レビューにまとめています。
使用後は、粉を取り除いてよく水洗いする
淹れ終わったら、布に残ったコーヒーの粉を取り除きます。続けて、布に残った細かい粉も水で洗い流します。
HARIO公式のウッドネックの商品案内では、使用後によく水洗いするように示されています。布の手入れについて、ガラスや金属の道具と同じ洗剤の使い方を当てはめず、購入したろか布の取り扱いを確認してください。
以前紹介した「数回に1度でも大丈夫」という煮沸頻度も、製品ごとの指定を確認できていません。頻度や時間は、購入した製品の案内に合わせます。
清水へ浸し、冷蔵庫で保管する
水洗いした布は、清水を入れた容器へ浸して冷蔵庫で保管します。これはHARIOの案内に沿った方法です。ろか布に残った油分の酸化を防ぐ目的として説明されています。
保管には清潔な容器を使い、布と一緒に管理します。保管水を無期限に使い続けないでください。
使える水の日数や長期保存の可否は、ここでは断定していません。
以前紹介していた冷凍保管や簡単な解凍の方法は、ここではHARIOの指定として案内しません。あまり使わない場合の保管も、購入した布の説明かメーカーへ確認してください。
布とサーバーは、それぞれ洗う
布の水洗いとは別に、コーヒーを受けるサーバーやポットも洗浄します。
ガラスのポット、フレーム、ハンドルなども、それぞれの材質と製品の案内に沿って洗います。布についての注意を、器具全体の「洗剤禁止」へ広げないようにしてください。
- 新品の布:使い始める前の処理。
- 使った布:粉を取り除いて水洗いし、保管。
- ポットやフレーム:それぞれの材質と製品案内に沿って洗浄。
交換布を選ぶときは、枠のサイズを見る
ネルは取り替えられる製品もあります。HARIOのウッドネックでは、交換布やろか器を選べますが、似た見た目だけで決めず、手持ちの枠と対応するサイズを確認してください。
HARIO公式の交換ろか布で対応製品を確認できます。交換時期を一律の使用回数に決めず、購入した製品の案内に沿って判断します。
日々のお手入れまで考えて選ぶ
布を洗って保管する作業が、日々のコーヒーに合うかも大事なところです。味の好みと手間の両方から、続けやすい方式を選べます。
器具から検討したい方はハリオのネルレビューへ。布を縫い付けて使った別の構成は森彦のネル器具レビューで紹介しています。
ペーパーや金属フィルターも含めて選びたい方はドリッパーの比較をどうぞ。淹れ方だけでなく、使った後の作業まで含めて自分に合う方式を選んでください。
