ハリオV60透過ドリッパーを使ったペーパードリップの方法をご紹介します。
ほかの器具を使うときでも十分役立つスタンダードな淹れ方です。
器具紹介のときも書きましたが、とにかく淹れやすいので、これからドリップを始めるという方におすすめの器具です。
それでは写真付きで解説します。
▼専用フィルターは必須です
▼レビューは下記の記事
目次
ハリオV60透過ドリッパーでの淹れ方(中煎りの場合)
豆の量 | 24g |
豆の挽き具合 | 中挽き |
抽出量 | 200ml |
お湯の温度 | 90℃ |
抽出方法 | 細いお湯でゆっくりと |
抽出時間 | 3分ほどで |
コーヒー豆の分量はロースト具合やお好みで変えてみてください。
今回は中煎りの場合です。
豆の分量は付属のスプーンではなるべく量らない
ハリオのV60にはコーヒーメジャースプーンがついており、8g、10g、12gのメモリも入っています。
とても親切な付属品なのですが、豆から量る場合は豆の大きさによって、隙間のでき具合も変わるので、ほとんど参考にならないと思います。
初めてコーヒー器具を買う方で、まだドリッパーしか買うつもりがないという方にはとりあえずの間に合わせにピッタリです。
淹れ方はざっくりでもおいしく入りますが、分量だけはきっちりしたほうが良いと思うので、電子スケールは持っておいたほうが良いですね。
ホットコーヒーをドリップ
では淹れてみましょう。
フィルターはV60専用の普通のペーパーフィルターを買いました。これも安い。
100枚入って332円(変動あり)。なんとドリッパーよりも高いです。1杯用〜2杯用。3杯〜4杯用でサイズが違うので、そこだけはご注意を。
折ります。
ペーパーフィルターはサーッと湯通ししといて紙臭さを取り除きます。
器具を温める意味合いもあるのでできるだけ湯を通しておいてください。
フィルターの水がしっかりと切れたら、豆を投入。ナイスカットミルの4,5番で挽きました。
最初はゆっくりと中心部に細いお湯を注ぎ、30秒間蒸らします。
細いお湯を中心部からぐるぐると外へ回し抽出。
繰り返し抽出し完成。
片手で撮影するのは難しかった…
淹れるのはとても簡単です。
- チョンチョンとお湯を置くように点滴抽出をする。まんべんなく豆全体にお湯が行き渡るようにします
- 30秒から45病ほど蒸らす(膨らんだ豆がしぼみ始めたら蒸らしは終わり)
- お湯がビーカーに落ちるスピードと同じくらいで、お湯を注ぐ
(速さはお好みで。濃さが変わります。) - お好みの分量まで抽出できたら終了(僕は200ml)
※お好みの分量について:お好みといっても、毎回違う分量にするのではありません。濃さなどを調整して、自分の好みを掴んだ上でのお好みの分量です。
ドリップ時の注意点
抽出時には、なるべく中心のほうにお湯を注ぐようにしてください。
側面のペーパーにお湯が当たると、豆を通らずにお湯が落ちる可能性も高いです。
リブが渦巻状になっているので空気の抜けが良い反面、側面のペーパーにお湯を当ててしまうとサーッとお湯が流れ落ちてしまいます。
真ん中から注いで、粉をしっかりと通ったお湯が下に落ちるようにしてください。
簡単に淹れれますが、丁寧に淹れるとよりおいしいコーヒーになりますのでレシピは参考程度にご自分の分量を探してみてください。
(豆の分量はお店によっても結構違いますので研究ですね。)
▼専用フィルターは必須です