今回はフレンチプレスを使ったアイスコーヒーの淹れ方について紹介します。
ホットコーヒーの淹れ方と基本的な淹れ方はほとんど同じですが、豆の分量・お湯を注ぐ量・豆の挽き具合が微妙に変わります。
アイスコーヒーを作るためには氷で急冷しますので、分量を間違えるとかなり薄いコーヒーになります。
ですが、フレンチプレスはほんの少しの知識があれば、おいしいコーヒーを飲むことができるおすすめのコーヒー器具なんですよね。
豆の量をホットコーヒーの時と同じように設定し、お湯の量だけを半分に変えて淹れてもるだけでもおいしくなります!
少し違ったアイスコーヒーの淹れ方も載せていますので、よかったら最後までごらんください。
フレンチプレスを使ったおいしいアイスコーヒーの淹れ方
基本的な淹れ方
- お湯を沸騰させる
- 豆を計量する
- 豆を挽く
- フレンチプレスに豆を入れる
- お湯を入れる
- 蓋を締める(プランジャーはなるべく豆に当たらないように)
- 4分待つ
- プランジャーを下げる
- カップに注ぐ
- 完成
この淹れ方で豆とお湯の分量をホットコーヒーのときと変えるだけです。
使う豆の種類は?
豆の種類はお好みで。
アイスコーヒーなら深煎りかな、と思っていた時期もありましたが、浅煎りでも中煎りでも全然大丈夫。
(僕は浅煎りで淹れることはほとんどありません)浅煎りでエスプレッソを出しているお店もあるので、本当に好みの問題です。
普段ホットコーヒーを淹れている豆で淹れてみてください。それでもおいしいコーヒーを飲めるはずです。
もしミルクを入れてアイスカフェオレにするなら、アイスコーヒー用の豆が合うかなと思います。
▼個人的には中煎りでも十分。
>>>カフェロッソ Basic
豆18gお湯の量130cc(350mlのフレンチプレスの場合)

- 豆:25g お湯:200cc
or - 豆:18g お湯:130cc
どちらの方法でもおいしいコーヒーが飲めます。この分量は例なのでご自分の好きな分量を求めていってください。
1番は量が欲しい時にやっている淹れ方で、2番はなんとなく行き着いたオリジナルです。豆18gというのはホットコーヒーの時の分量です。
豆の挽き方は粗挽き(中挽きも試してみて)

豆の挽き方はアイスコーヒーも基本的には粗挽きですが、おすすめが粗挽きってだけで、好みの挽き方に変えてみても良いと思います。自分の場合は中挽きで試してみておいしかったので、濃い味を欲しているときはナイスカットミルで4とか3.5(中挽き)にしたりしてます。
適正温度は熱湯(沸かしたてのお湯)でOK
お湯はホットコーヒーの時と同じように熱湯で淹れます。熱湯といっても湯量を量るときに、お湯の移動があるので淹れるまでに10℃近く下がって92℃くらいになります。
意外と下がるんですよね。
アイスコーヒーを実際に淹れてみる










アイスコーヒーは急冷することが大切です。1番大切なポイントです。
すぐに氷の入ったグラスに入れてください。氷は小さくなってくるので、どんどん新しい氷に当てながら流し込むと良いです。
これで完成です!
サーモス(真空断熱タンブラー)に入れておくと冷たさが持続しますので、長時間おいしいコーヒーを飲めます。
フレンチプレスで淹れるアイスコーヒーの特徴

最後にフレンチプレスで淹れるアイスコーヒーの特徴を簡単にご紹介します。
- 濃厚でガツンとくる味わい
- 本当においしい
- 作り方が簡単
- 微粉が少し混ざる
4番は好きか嫌いか好みが分かれますが、1から3だけ見ると、おいしいコーヒーを飲めそうなことがわかると思います。
フレンチプレスで淹れるアイスコーヒーのまとめ
フレンチプレスでは簡単においしいコーヒーを飲むことができます。
氷で急冷することを考えて、分量だけはしっかり量る必要がありますが、ほかの器具でも同じことです。
アイスコーヒーの淹れ方を知らなかったときは、ホットコーヒーと同じような分量で作ってしまい、薄すぎるコーヒーになってしまっていたのも良い思い出。
「知らなければ僕と同じような失敗も十分にあり得るんだよな」と思って今回はアイスコーヒーの淹れ方について書いてみました。
逆に知識さえあればフレンチプレスのアイスコーヒーはすごく簡単です。簡単ですが、お店でも出しているところがあるくらい、プロからも信頼されている味です。
これから夏に向けてコールドブリュー(水出しアイスコーヒー)も始めたいところではありますが、めんどうでも1回1回きちんと淹れるのも良いものです。