マキネッタでコーヒーを淹れる前に知っておきたいポイントを共有します。
ドリップコーヒーと違って独特の淹れ方に戸惑っている方もいると思います。
マキネッタはコツさえつかめば失敗することなくとても簡単に安定抽出ができるおすすめのコーヒー器具です。
- マキネッタで淹れるときに知っておきたいコツ
- 失敗しないためのチェックポイント
この辺りのことについて知りたい方はぜひ最後までごらんください。
マキネッタでうまく淹れるコツ
マキネッタでうまく淹れるコツはいくつかありますのでピックアップします。
マキネッタに合うエスプレッソ系のコーヒー豆で淹れる

マキネッタはエスプレッソ用のコーヒー豆を使うとよりおいしくなります。エスプレッソではなく、モカコーヒーと呼ばれていますが、エスプレッソと同等に近いコーヒーという認識でOKです。
- フルシティロースト(中深煎り)
- フレンチロースト(深煎り)
これくらいで淹れるとちょうどよい味に仕上がります。さらに焙煎したイタリアンローストものもありますが、フレンチローストくらいで大丈夫です。

Amazonなどで気軽に注文できるillyも良いですが、コーヒー豆専門店のエスプレッソブレンドもおすすめです。
マキネッタにおすすめのコーヒー豆を下の記事にまとめました
>>>マキネッタ(モカエキスプレス)におすすめの深煎りコーヒー豆3選
コーヒー豆と水の分量に気を付ける
マキネッタの種類 | 水の量 | 粉の量 |
2カップ | 100㏄ | 12~15g |
3カップ | 150cc | 19~21g |
4カップ | 200cc | 25~28g |
6カップ | 300cc | 39~42g |
ブリッカ | 80cc | 20g |
マキネッタはいろんなサイズがありますが、2カップと3カップはこんな感じです。
ブリッカも最近買ったのですが、豆の量が多く水の量が少ないです。かなり濃厚でコクがあります。
>>>マキネッタの分量詳細
タンピングをしない

エスプレッソのように粉を押し込んでしまうと、コーヒーが上がってこないので、抽出が始まりません。
マキネッタは気圧が低いので粉がギュウギュウすぎると上がってこなくなります。
マキネッタの失敗パターン(おいしくないと感じるとき)

マキネッタでの失敗例をいくつか挙げます。
- 粉が混ざる
- コーヒーが上がってこない
- 薄くなる
- コーヒーの抽出が終わったらすぐに火を止める
- マキネッタのコーヒーはストレートで飲むと苦い
マキネッタは粉が混ざらないように淹れる
粉が混ざってしまってコーヒーと一緒にサーバーに上がってくることがあるようです。
- 極細挽きで淹れない
- なるべく均一に挽けるグラインダー(コーヒーミル)を使う
- 粉をあらかじめふるいにかける
- フィルターを使う
失敗するパターンはそんなに多くありません。ポイントを抑えておけば簡単に安定した抽出を行えます。
コーヒーが上がってこない(抽出できない)
コーヒーが抽出できない、サーバーに上がってこない原因はフィルターが目詰まりしているからです。
- 極細挽きで豆を挽いた場合
- 粉を押し込みすぎた場合
このときに上がってこなくなるので注意してください。
薄くなる
考えられる原因は2つです
- 浅煎りで淹れている
- 豆を粗く挽いている
豆を粗く挽いた場合は抽出ができないかもしれませんのでその点も注意してください。
コーヒーの抽出が終わったらすぐに火を止める
コーヒーが上がりきったらマキネッタを火からすぐに離してください。
空焚きをするとコーヒーが苦くなりますし、器具を痛める原因にもなります。
コポコポコポ…と鳴り始めたら終了のサインです。
マキネッタのコーヒーはストレートで飲むと苦い

マキネッタはエスプレッソに近いコーヒーを淹れることができます。
エスプレッソをストレート(完全なブラック)で飲めますか?僕は飲めません。笑
ストレートで飲むと「マキネッタで淹れるコーヒーはおいしくない」と思ってしまう可能性もあります。
普通のドリップコーヒーのブラックとは違いますのでご注意を。好みなので飲める方もいらっしゃるとは思います。
>>>「マキネッタのコーヒーが苦くてビックリ!」って方におすすめの飲み方を3つご紹介
マキネッタでおいしく淹れるコツまとめ
今回はマキネッタでコーヒーを淹れる前に知っておきたいポイントについて紹介しました。
ドリップコーヒーと違ってあまりうまく淹れられないと感じる方は参考にしてください。
マキネッタはコツさえつかめば失敗することなく。とても簡単に安定抽出ができるおすすめのコーヒー器具です。
マキネッタでおいしいコーヒーを淹れる方法については以下の記事でまとめました。
>>>【保存版】マキネッタの使い方を徹底解説。おいしいコーヒーを淹れるおすすめの方法まとめ